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文献登録番号8
種目スピードスケート
研究領域原著論文
文献タイトル和文:スピードスケートのロープ牽引エクササイズに関するバイオメカニクス的研究
英文:A biomechanical study on dry-land and on-ice turn-cable exercise in Speed Skating
キーワード和文:カーブ滑走模倣動作,ロープ牽引エクササイズ,習熟過程,ロープ牽引力,3次元動作解析
英文:curving imitation,turn-cable exercise,skill acquisition,cable tension force,three-dimensional ,motion analysis
著者名和文:結城 匡啓
英文:Yuki Masahiro
著者所属先和文:信州大学学術研究院 教育学系
英文:Shinsyu University
発表年月日2025年3月31日
掲載誌和文:氷上スポーツ研究
英文:The Japanese The Japanese JournalThe Japanese Journal of Ice Sports Sciences
掲載箇所(巻・号)第6巻・第1号・9-17ページ
要約本研究の目的は,スピードスケートのトレーニング手段として用いられる陸上および氷上でのロープ牽引動作のバイオメカニクス的特徴を比較し,未習熟者の習熟過程を検討することで指導に役立つ知見を得ることとした.国内トップスピードスケート選手10名に陸上と氷上でロープ牽引を行わせ,牽引力を測定するとともに動作を3次元に解析した(実験1).また,ロープ牽引未習熟者3名(男性1名,女性2名)に陸上と氷上でのロープ牽引を3度にわたって行わせ,牽引力を測定するとともに3次元的に解析した(実験2).その結果,①陸上ロープ牽引の平均牽引力と1000mタイムとの間に極めて高い相関関係が認められ(r = -0.929,p < 0.001),②陸上での牽引では,氷上での牽引よりも下肢の屈曲が深く,牽引力が大きいこと,③ロープ牽引未習熟者は回数を増すごとに牽引力が増加し,サイクル時間を短くするように習熟することがわかった.
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グループ日本氷上スポーツ学会
投稿者146